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FAQ
はじめに

発行体や投資家の皆様からの弊社格付けに関するよくあるご質問例と弊社の見解例、回答例を掲載しております。

内容は、2010年4月時点のものとなっております。変更があれば随時改訂していく予定です。

皆様の弊社格付けのご理解をより一層深めていただく一助になれば幸いです。
なお、ご質問等ございましたら、業務推進室までご連絡をお願いいたします。

ムーディーズ・ジャパン株式会社 業務推進室
03-5408-4040
目次
1. イシュアーペイモデルにおける利益相反のマネジメントについて
Q1. 格付け手数料を支払っている発行体との利益相反を管理するために、ビジネスモデルの変更が必要だとは考えないのか?
Q2. マーケットペイもしくはボンドサーチャージについてはどう思われるか?
2. プレスリリースについて
Q3. ムーディーズのプレスリリースに係る一般的なポリシーとは?
Q4. ムーディーズは格付けアクションの前に発行体に対して格付けの理由を説明するか?
Q5. ムーディーズは配信前にプレスリリースを発行体に開示するか?
Q6. プレスリリースが配信される前に発行体と連絡がつかない場合はどうするのか?
3. 非依頼格付けについて
Q7. 依頼格付けと非依頼格付けの違いは何か?
Q8. 依頼格付けを非依頼格付けと識別することができるか?
Q9. どのような場合にムーディーズの非依頼格付けが付与されるのか?
4. 格付けアクションについて
Q10. 「格付けアクション」にはどのようなものがあるか?
Q11. どのような場合に、ムーディーズはウォッチリストを使うのか?
Q12. 格付けの据え置きとは何か?
Q13. 格付けの確認とは何か?
Q14. 格付け委員会とは何か?
5. 格付け取下げについて
Q15. どのような場合に、格付けは取り下げられるか?
Q16. 見直し対象になっている格付けを取り下げる際の手続きはどうなっているか?
Q17. ムーディーズが非依頼格付けを取り下げるのはどのようなケースか?
Q18. 発行体がムーディーズに対し手数料の支払いを停止するとどのようなことが起きるか?
6. ムーディーズ・インべスターズ・サービス(MIS)及びムーディーズ・アナリティックス(MA)の分離について
Q19. なぜMISとMAが分離したのか?
7. 手数料のご照会について
Q20. アナリストに格付け手数料について質問したところ、そのアナリストは手数料の交渉には入れないとの回答であった。なぜか?
Q21. 格付け手数料が知りたいのだが、どこに聞けばよいか?
Q22. 格付けの申込書がほしいのだが、誰に頼めばよいか?
Q23. 格付け手数料が去年より高くなっていたので、理由を知りたい。アナリストに理由をだずねてよいか?
8. プライベートレイティング
Q24. 将来、格付けの発行に向けて事前に格付けを知りたい。そのような格付けはあるか?
Q25. M&Aを計画しているのだが、持っているムーディーズの格付けへの影響を知りたい。適した格付けサービスがあるか?
1. イシュアーペイモデルにおける利益相反のマネジメントについて
Q1. 格付け手数料を支払っている発行体との利益相反を管理するために、ビジネスモデルの変更が必要だとは考えないのか?
発行体が手数料を支払うビジネスモデルは、別のビジネスモデル、例えば投資家が手数料を負担する場合に比べてより利益相反があり、影響を受け易いという批判は、格付けビジネスの潜在的な利益相反の要因に関する誤解によるものであります。

たとえば、債券の発行前において、
  • 発行体は債券が市場で低いイールドで発行できるように、常に高い格付けを格付け会社が付与することを望むであろう。
  • 投資家は概して、その債券を高いイールドで購入できるように格付け会社が低い格付けを(投資家のポートフォリオクライテリアに従うと、その債券が購入できなくならない程度の低い水準)を付与することを好むであろう。
しかし、債券発行後、一旦その証券が市場で取引されると、
  • 債券の発行体も、その債券を保有している投資家もその証券が格下げされないことを望むであろう。
  • 一方、債券を購入しようとする投資家や、その債券に関してデリバティブ市場でショートポジションを持つ投資家は格下げを望むことになろう。
結果的に、もし、ムーディーズがある会社に格付けを付与して手数料がその会社によって支払われた場合、弊社は当然その会社からの影響や将来の格付けアクションに対する干渉を防がなければなりません。市場はこの潜在的な利益相反を一般的に理解しています。しかし、発行体ではなく、投資家が手数料を支払う別のビジネスモデルにおいても、ムーディーズに手数料を支払う大手の投資家が格付けプロセスに影響を与えようとする可能性はあります。特に、投資家のポジションに集中がある場合にそれが考えられます。

結局、証券市場において活動的な参加者(証券の売り手であれ、買い手であれ)が格付け会社に手数料を支払っている限り、こうした当事者は格付けの水準に影響を及ぼそうと試みる可能性があります。問題は潜在的な利益相反が存在するか否かではありません。なぜなら、それはビジネスモデルに関わらず、常に存在するからです。むしろ、格付け会社がいかに潜在的な利益相反を管理するかが論点となります。ムーディーズのビジネスモデルについて、弊社は潜在的な利益相反をグローバルなベストプラクティス・スタンダードに則って管理できていると考えています。

発行体支払いモデルにおける重要な公共的利点は、全ての格付けアクションが投資家全般に継続的、かつ同時に無償で提供される点であり、購読者のみや手数料を支払う投資家のみを対象としたビジネスモデルのように特定の関係者だけを有利に扱うということがないことにあります。更に、発行体は自らの債券が格付けされることに関して殊更に便益を有するため、広範に公共的に伝えられる有効な格付けを維持するためのコストを負担しようというインセンティブがあります。他方で、投資家は既存の格付けや公開された情報に“ただ乗り”しがちであり、ひとつの債券格付けに関して名目的な手数料以上の負担をしようとは思いません。なぜなら投資家は多数の他の投資機会からその一つの債券を選んでいるにすぎないからです。
Q2. マーケットペイもしくはボンドサーチャージについてはどう思われるか?
選択すべきビジネスモデルとしてディールペイあるいはボンドサーチャージと呼ばれるビジネスモデルが議論されてきております。このモデルの関心を引き付ける部分は、債務発行に際し、格付け会社に配分される手数料をサーチャージを課すことにより手数料支払いを自動化するということです。このディールペイモデルは、インベスターペイモデルの二つの欠陥を修正することができるように見えます。それはイシュアーペイモデルのように無料ですべての人々に格付けを公表すること、また、それはより質の高い分析にたいし資金を供給されることが可能な手数料を創造できることです。

そのモデルが使用可能とするメカニズムの複雑さはさておき、ディールペイモデル、イシュアーペイモデル、あるいはサブスクライバーモデル間の重要な差異は、 a)誰が格付け会社を選ぶのか、政府か、機関投資家か、あるいは発行体なのか? b)どの基準で格付け会社が選択されるのか? c)格付け会社にいくら支払われるのか? です。 格付け会社を選択するメカニズムがどうであれ、競争の意味は変化します。投資家や発行体のために各格付け会社が競争するというよりも、次回のトランザクションの唯一の格付け会社に選定されるために、格付け会社は投資家、政府、発行体の意思決定機関に対し働きかけをするこになるでしょう。この力は他のモデルに現存している同様な利益相反に導かれることになるでしょう。実際、これはロビーイング活動にやより大きな過ちのリスクという結果になるかもしれません。なぜならば、単独の意思決定者が多数の意思決定者(マーケット)にとってかわることになるからです。

結果的に、ディールペイモデルは、他の2つのモデル手数料を違うように分配するだけであれば、ユニークなではあります。非恣意的な手数料分配(たとえばローテーション、比例配分、くじびき)を達成するために、競争を除去するという目的が、(競争は除去できるという理論のもと)矛盾する可能性があります。しかしながら、競争の除去は格付け会社のより質の高い格付けを求めるというインセンティブをも除去してしまうかもしれません。 おそらく悪影響のある競争は軽減されますが、格付け会社の意見の質にかかわらず、手数料が保障されてしまうと、マーケットの状況により改良され、アップデイトされる格付け手法へ格付け会社のインセンティブは除去されてしまいます。

ムーディーズは、格付け会社の健全な競争は非常に重要であると常に信じております。それは、参加する格付け会社が改良しようとする動機付けとなるメカニズムです。競争が多いことは善で、少ないことは悪であるとういう単純な答えではありません。その反対のことが状況によるのです。重要な問題は、どのような形の競争が奨励されるのか?その規則や規制が、実物以上によく見せるための格付けへの競争を構造的に促進するか?それは、もっとも精度の高い格付け前提とした競争を促進するか?あるいは、全体的に何かを促進するのかということです。

我々は、単純に格付け手数料を誰が払うべきかということに答えるのではなく、いかにしてそのシステムが高い質の格付けを促進させるかが公益にかなるものだと信じております。

2. プレスリリースについて
Q3. ムーディーズのプレスリリースに係る一般的なポリシーとは?
ムーディーズは、プレスリリースとウェブサイトMoodys.com(日本語ウェブサイトMoodys.co.jp)を通じて、格付け手法や関連する重要な格付け実務における変更や、格付けの手続き及び手順を公開しています。
ムーディーズは公表されているRating Withdrawal Policy(格付け取り下げポリシー)に沿って、発行体やその債務の公表格付けを取り下げる際には、プレスリリースを行います。ただし、格付けの対象となる債務が期日償還された場合や、発行体が倒産、清算、その他政府管理下に入った状況においては、その例外とします。
また、クレジットポリシーグループは、ストラクチャードファイナンスの格付け手法の変更や過去に公表されていない手続きがあれば、それらを特定するために四半期毎にプレスリリースを行うことがあります。
格付け発表とはプレスリリースを含む書面による伝達を指し、それによるムーディーズの新たな格付け、既存の格付けに対する変更、あるいは既存の格付けの維持を発表するものです。

ムーディーズの格付け発表は、現在の格付けアクション、格付けの事由、直近の関連格付けの参照などが社内格付けプロセスにてファイナライズされると、格付けの発表は公表情報として無料で上記ウェブサイトへの掲示がなされ、大手金融メディアに対して配信されます。少なくとも当初の30日間は日本語ウェブサイト(ウェブサイトMoodys.comでは7日間)での公表が続き、無料で誰でも入手可能な状態となります。

Q4. ムーディーズは格付けアクションの前に発行体に対して格付けの理由を説明するか?
ムーディーズが定める格付け委員会の基本的な行動原則に従って、可能かつ適切な状況においては、連絡が行き届いた信用格付けとするために、信用格付けの発行や変更前に、ムーディーズはその発行体に対して当該信用格付けに関する重要な情報と主たる考慮点を通知し、発行体にとって従前は有していなかった追加的な事実を提出してもらう、あるいは事実誤認を明確にしてもらう機会を提供いたします。そして、ムーディーズは発行体の回答を分析いたします。

特別それを妨げる理由がなければ、発行体が信用格付けの決定に対して反論意思があればムーディーズに連絡を行うための(状況にもよりますが)時間的猶予を提供いたします。その反論は従前発行体にとってもムーディーズにとっても入手不可能であった情報に基づくものでなければなりません。

Q5. ムーディーズは配信前にプレスリリースを発行体に開示するか?
上記Q4の回答をご参照ください。

Q6. プレスリリースが配信される前に発行体と連絡がつかない場合はどうするのか?
信用格付けの発行や変更前に連絡がつかなかったような特別な状況においては、ムーディーズは事後的かつ可及的速やかに通知を行い、通常は通知が遅れた理由を説明いたします。

3. 非依頼格付けについて
Q7. 依頼格付けと非依頼格付けの違いは何か?
非依頼信用格付けは以下の二条件を満たす信用格付けです。
  1. 当該発行体への初回の信用格付け、かつ
  2. 発行体から依頼されずMISによって付与された信用格付け
信用力に関する見解の発行者として、以下の場合においてムーディーズはいかなる時も非依頼信用格付けを発行する権利を有します。
(i) それらの格付け発行がクレジットマーケットに対して意味がある、または投資家の関心事である場合。(ii) 適切な分析と、必要があれば、継続的モニタリングに十分な情報を得られる場合。

なお、信用格付けが非依頼格付けであるとき、非依頼格付けに関するムーディーズポリシーに則りムーディーズは分析的サービスに対して発行体から当該格付け付与より最低一年間は報酬の請求や受領をいたしません。

Q8. 依頼格付けを非依頼格付けと識別することができるか?
ムーディーズが非依頼格付けを発行した場合、初回信用格付け公表の際に識別を行います。 非依頼格付けを識別するために、信用格付けは以下の必要事項をともに満たしていなくてはなりません。
  • ムーディーズによって行われ、発行体による依頼でないこと
  • 当該発行体に対する初回の信用格付けであること
この識別は発行体レベルで適応され、債務レベルではありません。 ムーディーズは初回信用格づけ公表の際にその信用格付けが非依頼であることを明示します。その場合、以下の文面が信用格付け公表の第一行目となります:“この格付けはムーディーズ・インベスターズ・サービスによって付与されれたもので発行体の依頼によるものではない。

Q9. どのような場合にムーディーズの非依頼格付けが付与されるのか?
Q7の回答をご参照ください。

4. 格付けアクションについて
Q10. 「格付けアクション」にはどのようなものがあるか?
「格付けアクション」には、新規格付け、格付け変更、格付けの見通し、格付けの見直し、格付けの据え置きがあります。事業会社や金融機関などの格付けにおいては、格付けの確認も「格付けアクション」に含まれます。

Q11. どのような場合に、ムーディーズはウォッチリストを使うのか?
ムーディーズは、格付けが引き上げあるいは引き下げ方向で(まれに方向未定で)見直しの対象となっていることを示すために、ウォッチリストを利用します。ムーディーズは、原則として90日以内に見直しの結論を出します。格付けが引き上げ、引き下げ、または据え置きとなった時点で、ウォッチリストから外れることになります。

Q12. 格付けの据え置きとは何か?
格付けが据え置かれると、格付けはウォッチリストから外れます。格付けの据え置きは、ムーディーズのデータベース及び格付けアクションのリスト(格付け公表シート)に記録され、プレスリリースにて公表されます。

Q13. 格付けの確認とは何か?
格付けの確認は、ウォッチリストに掲載されておらず、見直しの対象とはなっていないが、格付け委員会が現在の格付けが依然として有効であるとの結論を出したことを示すために用いられます。格付けの確認もプレスリリースにて公表され、次の場合に行われることがあります。
  • 非公式の見直しの後
  • 発行体が新たな情報の発表をした後
  • 市場での大きなイベント(規制の変更、大規模な買収、市場の混乱等)の後
  • 格付けの見通しの変更時
これ以外にも、格付けの確認が行われる場合があります。

Q14. 格付け委員会とは何か?
ムーディーズの信用格付けは、個々のアナリストではなく格付け委員会が決定します。格付け委員会はムーディーズの格付けプロセスの根幹を成すものであり、反対意見を含めた参加者すべての見方を反映します。格付け委員会の構成は、専門知識と意見の多様性に基づくものであり、過半数の投票に基づき決定がなされます。
格付け対象の担当アナリストが、格付けの原案とその理由を提供し、格付け委員会の議論を主導します。少なくとも、格付け委員会にはマネージングディレクターあるいは指名された者と担当アナリストが含まれす。格付け委員会は、格付け対象に関するすべての分析的観点に対応するため、多様な見方や専門性を持つ者が含まれるよう参加者を増やすことがあります。格付け委員会の規模を決定する要因としては、発行体の規模、証券の複雑さ、地域、前例の有無などが挙げられます。格付け委員会の議論内容は、厳格な機密性をもつものであり、ムーディーズのアナリストだけが格付け委員会に参加します。

5. 格付け取下げについて
Q15. どのような場合に、格付けは取り下げられるか?
  1. 格付けの取り下げについて
    ムーディーズは、債務格付けまたは発行体格付けの取り下げをWR (Withdrawn Rating)という記号で表示します。取り下げられた格付けは、取り下げ時点の信用力に対するムーディーズの見方を反映します。
  2. 格付け取り下げの理由について
    1. 情報不十分
      発行体または債務の信用力を有効に評価するための情報が不足しているとムーディーズが判断した場合、格付けが取り下げられることがあります。これは主に、ムーディーズが要請した情報の提示を発行体が拒否し、ムーディーズが必要な情報を公開情報からも得ることができない場合に起こることがあります。
    2. 倒産/再編/清算
      発行体のデフォルト、倒産、再編、清算があった場合、発行体または発行体の債務に対する格付けを維持する有用性または必要性がなくなることがあります。
    3. ビジネス上の理由
      一定の状況において、ムーディーズは、情報の適切性、発行体の倒産・再編に関係のない理由から、発行体格付けや債務格付けを取り下げることがあります。このような理由が生じた場合、ムーディーズは、格付けに対する市場のニーズを、格付けを維持・継続評価するために必要なリソースに照らして検討いたします。
    4. 債務の償還
      格付け対象債務の残高がなくなったときには、当該債務に対する格付けが取り下げられます。実際、格付け取り下げの大多数は、債務の償還、コール、満期によるものです。
Q16. 見直し対象になっている格付けを取り下げる際の手続きはどうなっているか?
ムーディーズは、債務格付けまたは発行体格付けが「見直し中」であることをRUR (Rating(s) Under Review)という記号で表示します。格付け見直しは、格付け見通しを無効とします。 ムーディーズは、格付けが短期間内に変更される方向で見直しの対象となっていることを示すために、ウォッチリストを利用します。格付けは「引き上げ方向で見直し」か、「引き下げ方向で見直し」となり、まれに「方向未定で見直し」となることがあります。格付けが引き上げ、引き下げ、または据え置きとなった時点で、ウォッチリストから外れます。ムーディーズは、90日以内に見直しの結論を出すことを目安としています。 ムーディーズは、債務格付けまたは発行体格付けの取り下げをWR (Withdrawn Rating)という記号で表示します。取り下げられた格付けは、取り下げ時点の信用力に対するムーディーズの見方を反映します。

Q17. ムーディーズが非依頼格付けを取り下げるのはどのようなケースか?
Q15の回答をご覧ください。

Q18. 発行体がムーディーズに対し手数料の支払いを停止するとどのようなことが起きるか?
格付けアナリストは、手数料に関係することは取扱いできません。よって、イシュアーリレーションズがこの件を取扱います。発行体の手数料の支払い停止は直接的に格付けの取り下げにつながりません。継続的に適切な情報が得ることができれば、ムーディーズは格付けを維持することもあります。

6. ムーディーズ・インべスターズ・サービス(MIS)及びムーディーズ・アナリティックス(MA)の分離について
Q19. なぜMISとMAが分離したのか?
ムーディーズ・コーポレーション(MCO)は現在組織及び運営上2つの子会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(MIS)及びムーディーズ・アナリティックス(MA)を持っています。MISが格付機関です。MAにはMCOの商業的な活動を集積させました。それらは、MCOやMISのセールス及びマーケティングサービスと並んで分析的及び技術的なプロダクトです。

この組織再編は、MCOの商業的な事業からさらにMISの独立性を高めることを主目的としております。

7. 手数料のご照会について
Q20. アナリストに格付け手数料について質問したところ、そのアナリストは手数料の交渉には入れないとの回答であった。なぜか?
格付け作業において潜在的あるいは実際におきる利益相反を避ける長年の努力の一部として、ムーディーズはアナリストに対して手数料やその支払についての交渉に参加することを禁じてまいりました。その禁止事項は現在格付けの決定、モニタリングあるいは格付け手法の作成、承認に携わるトップマネジメントに至るすべてのムーディーズ従業員に適用されています。これらの手数料にかかわる事項については、ムーディーズの格付けや格付け手法に携わらないイシュアーリレーションやビジネスデベロップメントのメンバーが担当しております。

Q21. 格付け手数料が知りたいのだが、どこに聞けばよいか?
ムーディーズは、格付けを営業する、あるいはアナリストが格付けを付与する発行体との手数料やその支払の交渉に参加するアナリストはおりません。

ムーディーズは、手数料関係のコミュニケーションについては、アナリストではない従業員であり直接格付け作業に参加しないもの、すなわちイシュアーリレーションやビジネスデベロップメントがその任を受けております。

Q22. 格付けの申込書がほしいのだが、誰に頼めばよいか?
格付け申請書は、手数料やその支払に関係する情報を含んでおります。

ムーディーズには、格付けを営業する、あるいはアナリストが格付けを付与する発行体との手数料やその支払の交渉に参加するアナリストはおりません。

ムーディーズは、手数料関係のコミュニケーションについては、アナリストではない従業員であり直接格付け作業に参加しないもの、すなわちイシュアーリレーションやビジネスデベロップメントがその任を受けております。

Q23. 格付け手数料が去年より高くなっていたので、理由を知りたい。アナリストに理由をだずねてよいか?
ムーディーズは、格付けを営業する、あるいはアナリストが格付けを付与する発行体との手数料やその支払の交渉に参加するアナリストはおりません。

ムーディーズは、手数料関係のコミュニケーションについては、アナリストではない従業員であり直接格付け作業に参加しないもの、すなわちイシュアーリレーションやビジネスデベロップメントがその任を受けております。

8. プライベートレイティング
Q24. 将来、格付けの発行に向けて事前に格付けを知りたい。そのような格付けはあるか?
仮格付けは、将来の債務や証券の格付け分析において行われるディスカッションや資料に基づいたその時点の信用力の質に対する意見です。これらの格付けは、依頼される発行体の一般的な信用力やその証券の特有の属性を含んでいます。

Q25. M&Aを計画しているのだが、持っているムーディーズの格付けへの影響を知りたい。適した格付けサービスがあるか?
格付けサービスのひとつとしてレイティング・アセスメントサービス(RAS)があります。RASは、発行体へマーケットにおけるボラティリティの減少を目的とし、発行体が取る将来のアクションの格付けへの影響度合いを提供する格付け作業要素の集合的なものと考えております。
RASはコンサルティングやアドバイザリーサービスではございません。

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