Moody's
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ストラクチャード・ファイナンス
ストラクチャード・ファイナンス長期格付
長期のストラクチャード・ファイナンス債務に対するムーディーズの格付は主として、当該債務の最終法的満期以前に投資家が被る可能性のある、約束された支払額に対する予想信用損失を対象とする。したがって、この格付は、債務にデフォルトが発生する確率と債務の損失規模の両方を考慮する。対象債務の当初の満期は、明記されない限り、通常1年以上である。ムーディーズの信用格付は、当該債務に関連する信用リスクのみを対象としている。その他の信用に関連しないリスクは対象としていないが、それらは投資家利回りに大きな影響を与える可能性がある。ムーディーズは、資産証券化商品に付与する格付については、そのストラクチャード・ファイナンス格付に(sf)というインディケーターを追加することにより区別する。ただし、データベース上(sf)インディケーターは追加されるが、日本の資産証券化商品には該当しない場合には、その旨明示する。(フル・サポートABCP等)
Aaa信用力が最も高く、信用リスクが最小限であると判断される債務に対する格付。
Aa信用力が高く、信用リスクが極めて低いと判断される債務に対する格付。
A中級の上位で、信用リスクが低いと判断される債務に対する格付。
Baa信用リスクが中程度と判断される債務に対する格付。中位にあり、一定の投機的な要素を含む。
Ba投機的要素をもち、相当の信用リスクがあると判断される債務に対する格付。
B投機的であり、信用リスクが高いと判断される債務に対する格付。
Caa安全性が低く、信用リスクが極めて高いと判断される債務に対する格付。
Ca非常に投機的であり、デフォルトに陥っているか、あるいはそれに近い状態にあるが、一定の元利の回収が見込めると判断される債務に対する格付。
C最も格付が低く、通常、デフォルトに陥っており、元利の回収の見込みも極めて薄い債務に対する格付。

注:ムーディーズはAaからCaaまでの格付に、1、2、3という数字付加記号を加えている。1は、債務が文字格付のカテゴリーで上位に位置することを示し、2は中位、3は下位にあることを示す。
クレジット・デフォルト・スワップ格付
ムーディーズのクレジット・デフォルト・スワップ格付(ストラクチャード・ファイナンス長期格付と同じ記号で表される)は、クレジット・プロテクションの提供者が、取引の条件に従って、クレジット・イベントに関わる支払いを要求される事態が起きた場合に被りうるリスクを、期待損失ベースで表わすものである。(この格付は、仮に早期解約があった場合にこうむりうる損失、もしくは取引に関連する市場リスクを対象としていない。)ムーディーズは、資産証券化商品に付与する格付については、そのストラクチャード・ファイナンス格付に(sf)というインディケーターを追加することにより区別する。
カウンターパーティ格付:ストラクチャード・ファイナンス事業体
デリバティブ・プロダクト・カンパニーに付与される発行体格付は、金融契約に基づくシニア債務を履行する債務者の財務能力に関する意見である。ただし、契約書類が適切で、契約を締結する適切な権限を債務者が持っていることを前提とする。カウンターパーティ格付には、長期債務格付と同じ記号が用いられる。(sf)インディケーターは使用しない。
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